熱中症 病院 行くべき 何科

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看護師がお教えします。

熱中症とは 簡単に説明すると、

  • 高温・多湿な環境(夏の校庭やグラウンド、工場内など)
  • 激しい労働・運動などの行動(スポーツ、工事現場など)

によって生じたからだの熱に、対応(適応)できないことによって起こる様々な症状の総称です。

 

そして、重症の場合には、意識障害などの危険な状態になることもあります。

なので、「 熱中症の初期症状チェックリストと対処法 」を学んでおくことが大切。

 

そのため、熱中症は何よりも予防することが大切なのですが、注意していても熱中症になってしまうことがあります。

  • 「そんなとき、病院に行くべきでしょうか??」
  • 病院に行くべき症状や状態はどういったもの??」
  • 「また、行くとしたら、何科を受診したら良いの? ?」

などなど、迷ってしまうことも多いですよね。

 

そこで今回は、熱中症で「病院へ行った方が良い場合や、何科を受診したら良いのか」などのお話をしていきます。

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熱中症のときの病院・受診先

熱中症 病院 行くべき 何科

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何科にかかれば良いか知っておくだけで、

いざという時の病院探しに役立ちます。

多くの場合は内科や小児科です。

自分で病院へ行く(連れて行ってもらう、患者さんを連れて行く)ことができるときは、

  • 成人 ⇒ 内科(一般)
  • 小児 ⇒ 小児科 

への受診となります。

 

ここで、小児科の受け入れ範囲は0歳児から成人まで全ての患者さんが対象とされていますが、一般的には中学生までをさしている場合や、高校生までをさしている場合もあります。

日本小児科学会ガイドライン のページのPDFより。)

受診しようとする病院やクリニックに、事前に相談することを忘れないようにしましょう。

 

また、病院によっては「総合診療科」や「総合内科」「一般内科」、「総合外来」といった名称などで対応している場合もあります。

 

休日であれば休日当番病院、夜間であれば夜間当番病院となる場合もありますので、

日ごろから当番病院情報をおさえておきましょう。

地域によりますが、多くの場合、市町村のホームページや、町内会報などで確認することができるはずですよ。

 

もちろん、重症の場合には速やかに救急車を要請し、指示に従いましょうね。

迷ったら救急相談センター(救急安心センター)などへ相談

熱中症 病院 行くべき 何科

そして、全国展開されているシステムのひとつに、救急相談センター(救急安心センター) があります。

「起きている症状が病院を受診すべきなのか」「それとも、様子を見て良いものか」などで迷ったら、相談してみるのも一つの方法です。

 

そして、電話番号〈#7119〉では、2018年10月現在の情報では一部地域を除いて展開していますが、まだ実施されていない地域もありますので、居住地域や旅行先などでの確認が必要です。

 

地域によっては「7119」以外の番号で実施している団体もあります。

ですが、必ずしも24時間体制とは限りませんので、こちらも確認が必要となります。

ぜひ、いざという時のために、あなたの地域について事前に調べてメモをしておきましょう。

小児の場合にはこども医療電話相談事業へ相談

また、全国展開がされているシステムのひとつに、子ども医療電話相談があります。

こちらは、小児の病状について相談をすることができ、病院へ行くべきか迷った場合に利用してみるのも一つの方法です。

 

〈#8000〉

小児科医師や看護師が電話で応対してくれるシステムとなっており、休日や夜間のこどもの症状について、対処方法や病院受診などの相談ができます。

平日や休日、対応時間など、地域によっての違いもありますので、居住地域についての確認をしておきましょう。

また、熱中症になってから調べるのではなく、事前にどこの病院なら対応可能かどうかを調べて把握しておくと良いですね。

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熱中症が疑われる症状や判断

熱中症 病院 行くべき 何科

つづいて、熱中症かも・・・と思ったときの症状+判断方法についてです。

ただし、↑先ほど紹介した相談窓口でのご利用を最優先にしてくださいね。

熱中症が起こりやすい環境で様々な症状が出る

さっそく、気温の高さや湿度の高さ、風通しの悪さなどの環境によって、様々な症状がカラダに起きます。

  • たとえば、
  • めまいや立ちくらみ
  • 足がつる(こむらがえり)
  • 頭痛
  • 力が入らない
  • 吐き気やおう吐
  • からだが熱い
  • 大量の汗や、逆に汗を全くかいていない
  • 歩けない 

という具合ですね。

 

いろいろな症状があり、熱中症が起こりやすい環境においてこうした症状が見られた場合には、熱中症が疑われます。

軽度の症状で自分で水分(塩分)が摂れる場合には、現場での応急処置も可能です。

しかし、意識障害などの重症な場合には、速やかに救急車を要請し、指示に従いましょう。

自分でできる熱中症の応急処置

ここで、自分でできる応急処置をお伝えしておきます。

  • 涼しい場所への移動や、涼しい場所での休憩
  • 衣服をゆるめ、からだを冷やす
  • 水分+塩分の補給(詳しくはコチラ

特に、熱中症を起こした環境から避難し、涼しい場所で休憩をしましょう。

衣服をゆるめ、カラダを冷やすことも大切です。

 

自分で水分が摂れる場合には、「 食塩水(手作り)やスポーツドリンク、経口補水液 」などを利用し、水分と塩分を補給しましょう。

そして、自分で対処してみたとしても、病院への受診はしましょう。

 

また、水分補給については、吐き気やおう吐、意識障害のある場合、無理に水分を飲ませようとすると気道に入ってしまうなどして危険です。

こういった場合には無理に水分を摂らせようとせず、「速やかに病院へ行く or 搬送する」必要があります。

 

オススメ関連記事:

熱中症になったら食事や飲み物はどうするべき?正しい栄養補給の方法とは?

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熱中症について~様々な症状と重症度

熱中症 病院 行くべき 何科

ここまで、熱中症になった場合の対処法を書いてきましたが、以降ではもっと詳しく細分化してお教えします。

軽度の症状~現場で(自分で)対処ができる症状と対処

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熱中症の軽度の自覚症状には、

〈軽度な熱中症の症状例〉

  • めまいや立ちくらみ
  • 顔がほてる
  • 大量の汗
  • 筋肉がつる、こむら返り 

などがあります。

 

また、軽い頭痛や頭重感、疲労感などを感じる場合もあり、「なんとなく体調が悪い」「気のせいかな?」という程度のものなど様々です。

 

〈軽度の熱中症の対処方法〉

  • 涼しい場所への避難、休憩
  • 衣服をゆるめる
  • 身体を冷やす
  • 水分(塩分)を補給する 

自覚症状が軽いと、「まだ大丈夫」「区切りの良いところまで頑張ってしまおう」といったように、無理をしてしまう場合もあるかと思います。

でも、症状が軽いうちに対処をしないで無理をすると、気がついたときには症状が悪化しすぎ、取り返しがつかないことも起こりえますので注意が必要です。

 

高温・多湿や風通しが悪いところなど、熱中症を起こしやすい環境でこういった症状を自覚した場合には、早めに対処をすることが大切になりますね。

参考: 熱中症の初期症状チェックリストと対処法【企業内看護師時代の体験談】

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※水分(塩分)摂取のポイント

熱中症になってしまった場合の水分摂取では、単に水だけを飲むのではなく、塩分も補給をすることが大切なポイントになります。

この食塩水は、自分でも簡単に作ることができます。

 

◎水1リットルに対し食塩1~2グラム程度

食塩水をつくる際は、水1Lに対して食塩を1~2g入れてあげると良いでしょう。

この食塩水に砂糖を少し加えると、失われた糖分も補うことができ、回復の手助けにもなります。

また、砂糖を入れることで、水分や塩分の吸収も良くなります。

 

手作りの食塩水以外にも、市販のスポーツドリンクや経口補水液を利用すると手軽で便利です。

また、塩分や糖分の補給には、塩飴などを利用することもできますよ。 

 

※こまめな水分補給を

食塩水やスポーツドリンク・経口補水液は、熱中症になってしまってからの水分補給にはもちろんですが、熱中症になる前の予防としてこまめな水分補給にも利用できます。

 

ここで、「こまめな水分補給」とは、のどが渇いたなぁと自覚する前から計画的に水分(塩分)を摂取すること。

のどが渇いたときに一気に水だけをたくさん飲むことは、かえって身体の電解質バランスを乱すことにもつながり、熱中症の症状を悪化させる場合もあります。

 

また、一度にたくさんの水分を摂っても、多くの水分は排泄されてしまうと言われており、そういった観点からもこまめな水分補給を心がける必要があります。 

 

オススメ参考記事:

熱中症になったら食事や飲み物はどうするべきかの解説【正しい栄養補給の方法】

中程度の症状〈病院への受診や搬送が必要な症状と対処〉

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つづいて、熱中症の中程度の自覚症状には、

〈中程度の熱中症の症状〉

  • 頭がガンガンするなどの頭痛
  • 身体のだるさ(倦怠感)
  • 吐き気やおう吐
  • 力が入らない(脱力感) 

などがあります。

 

こういった症状が強い場合や、水分(塩分)を摂ろうと思っても吐いてしまうような場合には、自分で対処するのは難しく、病院での処置が必要になってきます。

 

〈中程度の熱中症の対処方法〉

  • 涼しい場所への避難&休憩
  • 衣服をゆるめる
  • 身体を冷やす
  • 水分(塩分)を補給する
  • 病院への受診や、状態によっては搬送(救急車要請など) 

そして、吐き気やおう吐がある場合には、水分を無理に飲ませると、気道の方へ水分が入ってしまうなどして危険です(詳しくはコチラ)。

 

自覚症状が強いときや、自分で水分(塩分)を摂れないような場合には、速やかに病院へ行きましょう。

状態によっては搬送も必要になってきます。

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重度の症状〈病院への搬送や入院治療が必要な症状と対処〉

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最後に、重度の熱中症についてです。

熱中症の重度の症状では、意識障害やけいれんなどが起こる場合もあります。

〈重度の熱中症の症状〉

  • 意識がない
  • 呼びかけへの反応がおかしい、反応しない
  • 言葉を話しにくい
  • けいれん(ひきつけ)がある
  • まっすぐに歩けない
  • 自分で水分(塩分)を摂れない
  • 体温が高い
  • ふいてもふいても汗をかく
  • 逆に、まったく汗をかいていない
  • 皮膚が赤い、熱い、乾燥している

などの症状が見られます。

これらの症状は、熱中症の危険なサインです。

 

意識がなかったり、呼びかけへの反応がおかしい・反応しないなどの意識障害がみられたりした場合には、重度の熱中症と判断して、速やかに病院への搬送が必要となります。

 

〈重度の熱中症の対処方法〉

  • 病院への搬送や入院治療
  • 速やかに救急車を要請して指示に従いましょう 
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【まとめ】熱中症になったら病院は何科に行くべきか。

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日頃から確認しておきましょう!!

以上のように、熱中症は重症になると意識障害を起こす場合もあるなど、誰もが気をつけなければならないものです。

何よりも予防が大切であり、日頃から熱中症予防の対策をする必要があります。

 

しかし、気をつけていても熱中症になってしまう場合もありますので、熱中症の症状を理解しておくことが大切。

そして、自分で対処する方法や、いざというときは病院への受診を判断できるようにしておくことも大切です。

 

特に、受診できる病院(休日・夜間当番病院など)の情報を事前に得ておくと、咄嗟のときに慌てずスピーディーに対処することができます。

 

また、病院へ受診するべきか迷った場合には、冒頭でも紹介した全国展開されているダイヤルサービスを利用してみるのも一つの方法です。

こういったサービスにも、地域によっての違いなどがありますので、自分の居住地域でのサービスを普段から確認しておきましょう。

 

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本記事の内容を

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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