
2018年のドラフト候補に名乗りを上げるかもしれない・・・吉田輝星の凄さとは??
最速で150km/hのストレートを誇る吉田輝星。
2018年のプロ野球ドラフト候補の目玉の1人ですが、吉田輝星の凄さをもっと具体的にわかりやすく解説してみました。
ストレートの球の回転数と回転軸が、吉田輝星の凄さの秘密なんですよね。
ホップするようなノビのある速球はプロでも通用するのか!?
結局、吉田輝星の凄さって何?ストレートのノビが注目されてるけど・・・
さっそくですが、吉田輝星の凄さの秘密「球の回転数・回転軸」について紹介していきます。
単刀直入に吉田輝星の「ストレートがなぜ凄いのか??」の理由は、↑の画像にあるんですよね。
上記の画像は、吉田輝星と他の高校生投手のリリースポイント(球が手から離れる瞬間)を捉えた写真。
基本的に、他の高校生ピッチャーのリリースポイントでは、画像の右側のように腕・肘・指先が地面に対して斜めになっています。
それに対して、吉田輝星の場合(画像の左側)では、地面に対して90°の角度で腕から指先が立っています。
ほぼ直角なので垂直に手が回転しているワケですね。
当然ながら、吉田輝星とふつうのピッチャーとでは、ボールの回転軸に違いが生まれます。
吉田輝星の場合は、地面に対して平行なボールの回転軸を持っています。
逆に、ふつうの高校生の場合では、地面に対してボールの回転軸は斜め気味。
そして、ストレートというのは、バックスピン回転が掛かりながらキャッチャーミットへと飛んでいきます。
そのため、このバックスピンによって野球のボールには揚力(上へ浮こうとする力)が発生するのですが、吉田輝星のように地面に平行な回転軸であればあるほど強い揚力が生まれやすい。
加えて、吉田輝星は球の回転数も多いので、回転数&回転軸の両輪が噛み合っています。
つまり、それだけ吉田輝星のストレートはホップしやすい性質を持っているので、ノビのある・手元で浮くような速球になっているのです。
もちろん、吉田輝星のストレートであっても、手から離れてホームベースへ向かう間に高さは沈んでいきます。
これはどんなピッチャーでもそうで、球の軌道をチェックすると必ず山なりになっているんですね。
ですが、ふつうの高校生ピッチャーと比較して、吉田輝星のストレートはその沈む落差が小さい(回転数も多く、回転軸も地面と並行であるため)。
だから、ふつうのピッチャーに目が慣れているバッターからすると、吉田輝星のストレートは沈みが小さ過ぎてホップしている感覚に陥り、打ちにくいワケですね。
【吉田輝星のストレート】球の回転数がノビの秘密でホップしてる速球!?

実際に、↑のグラフ画像は、
ボールのノビについて数値化されたもの。
なんと、吉田輝星はメジャーリーグで活躍している「ダルビッシュ有」「大谷翔平」「田中将大」よりも、ストレートのノビがあるんです。
上記のデータでは、吉田輝星の方が勝っていますね^^
そして、吉田輝星と平均的な高校生投手では、約21cmもの差があるんです。
以上のように、これだけの大きな差があるので、吉田輝星のストレートに対してバットが下を通るような空振りになるんです。
高校生バッターからすれば、ワケがわからないくらいの差を実際に感じていると思いますよ。
さらに、メジャーリーガーよりもノビがあるとされる吉田輝星だけに、プロ入り後も奪三振数と勝利数を山のように積み上げそうですね^^
ただし、吉田輝星は進学の道にも心が傾いていますし、吉田輝星がプロ野球デビューをするのは、大学を卒業後の23歳からかな~。
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